北九州市元司法書士が依頼人からの預かり金を着服か

2022年7月28日
九州朝日放送 引用

福岡県の司法書士会に所属していた男性が、遺産相続業務をめぐり、依頼人からの預かり金を着服していた疑いがあることがわかりました。

捜査関係者によりますと、着服の疑いがあるのは、北九州市小倉南区に事務所があった元司法書士の男性です。

男性は依頼人から遺産相続の業務を請け負っていましたが、先月までに、警察に「無断で現金が引き出されている」という趣旨の相談が複数人から寄せられたということです。

警察が調べていたところ、先月男性が出頭し、保管していた預かり金を私的に流用していたことを認めたということです。

男性は先月、福岡県の司法書士会を自主退会していました。

県司法書士会は「事実関係を調査の上、厳正に対処する」としています。

警察は業務上横領の疑いもあるとみて、引き続き調べを進めています。