グループホームで利用者に虐待 事業者を行政処分(和歌山)
グループホーム管理者ら、入居者の顔たたき虐待 和歌山市が行政処分
2023年9月28日
毎日新聞 引用
施設管理者と介護職員が入居者をたたく虐待をしたとして、和歌山市は27日、同市内原のグループホーム「グループホームすずらん内原」の運営法人「ライフパートナー」に対し、介護保険法に基づいて28日から半年間、新たな入居者の受け入れ停止と介護報酬の3割減額の行政処分にすると発表した。運営法人は同施設でのグループホーム事業の廃止を市に申し出ている。
市によると、今年6月ごろ、50代の女性管理者が認知症の入居者の行動に腹を立て、ほおを手でたたいた。また、7月ごろには60代の男性介護職員も別の入居者の額を手でたたいた。いずれも入居者にけがはなかったという。
7月から8月にかけて施設関係者から虐待を訴える通報が寄せられ、市が事実確認や施設職員への聞き取りを行った。
和歌山市 グループホームで利用者に虐待 事業者を行政処分
2023年9月27日
NHK 引用
和歌山市にある、認知症の人のためのグループホームで利用者に対する虐待が確認されたとして市は、この施設を運営する事業者に対し、28日から6か月間、施設利用者の新たな受け入れの停止を命じる行政処分を行いました。
処分を受けたのは、和歌山市にある認知症の人のためのグループホーム、「グループホームすずらん内原」を運営する事業者「有限会社ライフパートナー」です。
市によりますと、施設関係者から内部通報があり、市が調査したところ、ことし6月ごろから7月ごろにかけて職員が、おむつ交換の際に抵抗したなど、利用者のふるまいに腹を立てるなどして利用者のほほや額を素手でたたいたということです。
いずれも利用者にけがはありませんでしたが、職員は、市の調査に対し、「利用者が言うことを聞かず、疲れていて、つい手が出てしまった」などと話しているということです。
市は、職員の行為は「虐待にあたる」として事業者に対し、28日から6か月間、施設利用者の新たな受け入れの停止と、介護報酬の請求を本来の7割までしかできないよう命じる行政処分を行いました。
処分を受けた事業者、ライフパートナーは、ことし7月、利用者の減少で事業の廃止届けを出していて今月30日にこの施設を廃止予定だったということです。
介護事業者を処分 グループホーム入居者に虐待行為で 和歌山市
2023年9月27日
産経新聞 引用
認知症の高齢者たちが暮らす和歌山市内原の「グループホームすずらん内原」で、入居者に対する身体的な虐待行為があったとして和歌山市は27日、運営する「ライフパートナー」(岩橋杉子社長)に対し、介護保険法に基づき28日から6カ月間の市指定グループホーム取り消しと介護報酬の請求を3割削減する行政処分を行ったと発表した。
市指導監査課によると、今年6月ごろに女性管理者(56)が入居者の70代男性の頰を、7月ごろに男性従業者(62)が入居者の80代女性の頭をたたいた。いずれも入居者にけがはなかった。7~8月に情報提供があり、市が監査を実施した。同グループホームは9月末で廃止になるという。