元司法書士の男が“横領”被害21件で5億円か うち1.6億円を立件(福岡)
着服の元司法書士4件で追送検”被害額1億6000万円余”
2023年9月29日
NHK 引用
3年前、遺産相続の手続きのために依頼者から預かっていた現金635万円を着服したとして逮捕・起訴された北九州市の元司法書士が、ほかの4件の相続手続きでも預かり金を着服していた疑いがあるとして、追送検されました。
被害額は合わせて1億6000万円余りに上るということです。
北九州市小倉南区の元司法書士、服部被告(50)は司法書士だった3年前、80代の女性から遺産相続の手続きを依頼され、預かっていた現金およそ635万円を着服したとして業務上横領の罪で逮捕・起訴されました。
警察によりますとその後の捜査の結果、ほかにも3年前から去年にかけて4件の相続手続きで預かり金の着服を繰り返していた疑いがあるとして、29日までに追送検したということです。
被害額は合わせておよそ1億6300万円に上るということです。
被告はいずれも容疑を認め、「FXや暗号資産などへの投資につぎ込んだ」などと供述しているということで、警察は一連の捜査を終結しました。
司法書士として預かった金を着服した疑い 被害は21人分で5億円か 捜査を終結
2023年9月29日
FBS福岡放送 引用
司法書士だった男が、依頼人から預かった金を着服したとして逮捕・起訴された事件で、警察が確認した被害は21人分、およそ5億円に上るということです。
警察はこのうち4つの事件について男を追送検し、捜査を終結しました。
業務上横領の疑いで追送検されたのは、北九州市小倉南区の電気工事作業員、服部被告(50)です。
服部被告は司法書士だった2020年8月、遺産相続の手続きのため88歳の女性から預かっていた現金600万円あまりを、みずからの口座に振り込み着服したとしてすでに逮捕・起訴されています。
その後の警察の捜査で、服部被告が同じように依頼人の金を着服した被害は21件で、およそ5億円に上ることが分かりました。
警察はこのうち4件、被害額およそ1億6000万円について、9月25日までに福岡地検小倉支部に追送致し、捜査を終えました。
服部被告は着服した金を、生活費や暗号資産への投資に充てていたとみられています。
警察の調べに対し「投資などに使ったことは間違いありません」と容疑を認めているということです。
福岡県司法書士会によりますと、服部被告は2022年に退会届を出し、すでに司法書士としての登録が取り消されているということです。
元司法書士の男が“横領”被害21件で5億円か うち1.6億円を立件 「FXや投資に使った」 福岡
2023年9月29日
TNCテレビ西日本 引用
相続手続きの依頼者から現金を横領したとして、逮捕・起訴されていた元司法書士の男。
被害総額は5億円に上るとみられています。
北九州市小倉南区の服部被告(50)は司法書士だった2020年、80代の女性から相続手続きを依頼された際、口座の解約などで預かった現金635万円を横領した疑いで、今年6月に逮捕され、既に起訴されています。
小倉南警察署によりますと、相続手続きをめぐる同様の横領被害は21件あわせて5億円にのぼるとみられ、警察は、そのうち新たに裏付けが取れた4件を、29日までに福岡地検小倉支部に追送検しました。
立件された被害額は1億6300万円あまりで、服部被告はいずれも容疑を認め、「FXや投資に使った」などと供述しているということです。