高齢者施設で介護放棄などの虐待 ”改善命令” (青森)
高齢者施設で介護放棄などの虐待 ”改善命令” 八戸市
2024年8月21日
RAB青森放送 引用
高齢者施設で虐待です。介護放棄などの虐待行為が続いたとして八戸市が市内の施設に改善命令を出しました。
今月9日付けで改善命令を受けたのは八戸市東白山台の「特別養護老人ホームサンシャイン」を運営する社会福祉法人東幸会です。市によりますと2021年9月から去年2月までに施設職員が入所者の腕をたたくなどの通報が合わせて7件市に寄せられました。調査の結果ナースコールを手が届かない位置に置く「介護放棄」などの虐待行為が複数確認されたため去年4月改善を勧告しました。しかし半年後に再び通報が寄せられ、改善報告書の一部が実施されていなかったことから勧告よりも強い改善命令を出しました。
★八戸市介護保険課 三浦 課長
「介護保険をみなさんに安心してご利用いただくためにも事業者の方への指導も含め虐待防止に向けて取り組んでまいりたい」
取材に対し施設側は「担当者が不在のため対応できません」と話しています。