高齢者施設 暴言などの虐待で行政処分(大阪)
2025年4月1日
NHK 引用
大阪の高齢者施設で、職員が車いすの利用者を机などで囲み自由に動けないようにしたり、暴言を吐いたりする虐待が行われていたとして、大阪市は施設に対し、新規の入所者の受け入れを半年間、停止するなどの行政処分を行いました。
処分を受けたのは、大阪市内の高齢者施設です。
大阪市によりますと、虐待に関する通報を受けて、去年(令和6年)9月、市が施設の監査を行ったところ、複数の職員が▼車いすの利用者を机などで囲んで自由に動けないようにしたり、▼枕元のナースコールを外したりしていたほか、▼「うるさい」、「死ね」といった暴言を吐いていたことなどが確認されたということです。
大阪市は、こうした行為は虐待にあたるとして、施設に対し、1日付けで9月末までの半年間、新規の入所者の受け入れを停止するなどの行政処分を行いました。
市は、再発防止に向けた施設の取り組み状況などを確認していくとしています。