老人ホームで入所者の男性を暴行した疑い 介護士の男を逮捕(佐賀)
老人ホーム入所者暴行死事件 元職員に懲役9年 佐賀地裁判決
2025年12月17日
佐賀新聞 引用
佐賀県の老人ホームで入所者を暴行し死亡させたとして、傷害致死罪に問われた元職員の男性被告(36)=同県=の裁判員裁判判決公判で、佐賀地裁は17日、懲役9年(求刑懲役10年)の判決を言い渡した。
起訴状によると、5月2日午前4時から同6時半ごろまでの間、老人ホームで、個室のベッド上でうつぶせの状態だった入所者の80代男性の腰付近を数回踏みつけたり、あおむけにして胸付近を数回踏みつけたりして死亡させたとしていた。
老人ホーム入居者暴行死 元介護士の初公判 疲労・ストレスが動機か
2025年12月8日
サガテレビ 引用
佐賀県内の老人ホームで元介護士の男が入居者に暴行し、死亡させた事件の初公判で、男は起訴内容を認めました。
疲労やストレスが犯行の動機に繋がったとみられています。
起訴されているのは佐賀県に住む元介護士で無職のA被告36歳です。
起訴状などによりますと被告は今年5月、勤務していた県内の老人ホームで入居者の80代男性に対し、腰や胸を複数回踏みつけるなどの暴行を加え、死亡させたとして傷害致死の罪に問われています。
8日、佐賀地裁で開かれた初公判。
被告は黒のスーツにマスク姿で出廷し、「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で、被害者が着替えや排泄に手助けが必要だったことやベッドからの転落を防ぐセンサーが何度も鳴ったことに言及。
「夜勤中のほかの業務に手が回らないことに焦りを感じ、一方的で執拗な犯行に及んだ」と指摘しました。
事件当日、被告は看護師と2人で勤務していました。
交代で休憩していたため、1人で業務にあたる時間があったことが分かっています。
一方、弁護側は、「被告は真面目で温厚。暴力を振るうような性格ではない」とした上で、「当時の妻が妊娠したことで貯金が必要になるだろうと勤務を増やしていた。疲労とイライラによる突発的な犯行だった」と情状酌量を求めました。
また、証言台に立った被告の父親は「タバコの本数が増えエナジードリンクを飲むなどとにかく疲れているようだった」と話しました。
9日は被告人質問が行われます。
老人ホームで入居者暴行し死亡させた 元介護士の男を傷害致死罪で起訴 佐賀地検
2025年5月23日
サガテレビ 引用
佐賀県内の老人ホームに入所していた80代の男性に暴行を加えて死亡させたとして、逮捕されていた元介護士の男を佐賀地検は傷害致死罪で起訴しました。
傷害致死の罪で5月23日に起訴されたのは、佐賀県の無職A被告35歳です。
起訴状などによりますと、被告は5月2日、勤務していた佐賀県内の老人ホームで、入所者の80代男性の腰や胸付近を足で踏みつけるなどの暴行を加え死亡させたとして、傷害致死の罪に問われています。
関係者によりますと、被告と亡くなった男性は入所者と介護士の関係で、事件当日は、被告が「一人体制」になる時間帯があったということです。
警察の調べに対して被告は、「間違いありません」と容疑を認めています。
有料老人ホームで87歳男性が暴行死 35歳の介護士の男が逮捕された事件 佐賀県が立ち入り調査へ
2025年5月8日
RKB毎日放送 引用
佐賀県内の有料老人ホームで87歳の男性が暴行を受けて死亡し、介護士の男(35)が逮捕された事件で佐賀県が施設への立ち入り調査をする方針を固めました。
この事件は、5月2日、佐賀県内の有料老人ホームで入所者の男性(87)が暴行を受け死亡したものです。
警察は、男性に背中を踏みつけるなどの暴行を加え、大けがをさせたとして介護士のA容疑者(35)を逮捕していて容疑を傷害致死に切り替えて捜査しています。
この事件を受け、佐賀県は、今後、速やかに施設への立ち入り調査をして虐待防止の取り組みが適切に行われていたかなどを確認する方針を固めました。
取り組みが不十分だった場合は、施設に行政指導をするということです。
老人ホームで入所者に暴行か 介護士の男を逮捕
2025年5月3日
NHK 引用
2日、佐賀県内の老人ホームで87歳の入所者に暴行を加えてけがをさせたとして、35歳の男性の介護士が傷害の疑いで逮捕されました。
入所者は搬送先の病院で死亡が確認されていて、警察は容疑を傷害致死に切り替えて捜査しています。
傷害の疑いで逮捕されたのは佐賀県の介護士、A容疑者(35)です。
警察によりますと、2日午前4時ごろ、佐賀県内の老人ホームで入所者の男性(87)の顔を平手で殴ったり、背中を踏みつけたりするなどの暴行を加え、胸の骨やろっ骨を骨折させるなどのけがをさせた疑いが持たれています。
男性は搬送先の病院でおよそ4時間後の2日午前8時ごろに死亡が確認されました。
司法解剖を行ったところ死因は外傷性ショックで、警察は容疑を傷害致死に切り替えて捜査しています。
介護士は調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は暴行に至った経緯などを詳しく調べることにしています。
